「“紙の糸”で作った快適なウェアーをアメリカに!」

Info-Fresh01/31/2020

「紙糸」という素材を日本人の皆さんはご存知だろうか?


マニラ麻を原料とする薄くて丈夫な紙を細かくスリットし、丁寧に撚って糸にしたもので、古来より住居や衣類にも紙を使ってきた日本で開発されたものです。

紙糸は、サラッとした心地良い肌触りに加え、繊維間に隙間が多いため、吸水性や速乾性に優れ、消臭・抗菌作用も備えています。

原料のマニラ麻は、生育の早いエコな植物で、繊維が強靭なので、紙幣やコーヒーフィルターにも使われています。

日本では徐々に認知され人気も出てきている素材ですが、その素晴らしい特徴にも関わらず、米国ではまだほとんど知られていません。

そこでNYに現れた「PAPER PROJECT」

PAPER PROJECT (https://paperprojectny.com)

この素材の良さを米国にも広め、多くの紙糸ファンを作ろうという想いのもと、NYで立ち上がったブランドです。

天然由来の"紙糸"の機能を最大に活かすため、肌に近く、清潔に保っていたいアイテムとして、靴下やアンダーウェア、Tシャツがまず開発されたそうです。

昨年2019年5月にKickstarterで「Odorless All Day Comfort Socks」を発表し、目標金額の資金調達に成功。

10月からオンラインストアがオープンしています。

Kickstarter

Online store

Directorの合田氏にニューヨーカーの反応を聞いてみると・・・

「現在、米国内のみの配送としておりますが、ニューヨークに限らず、米国の各地域からオンラインストアを通してご購入頂けております。Kickstarterから引き続き購入して頂いた方を含め、既に何度もリピート購入して頂いているお客様もいらっしゃいます。『長時間のフライトで重宝している』『雨で湿った靴下がすぐ乾いた』『足の臭いがなくなったと妻から言われた』など、機能を体感して頂けた声も多数届いております。昨年末に参加したBrooklynのクラフトフェアでは、サステナブルに関心の高いお客様も多く、原料背景をしっかりと聞いてからご購入を決められる方もおられました。」

info-fresh編集部も靴下のサンプルを手に取らせて頂いたのだが、最初は質感がしっかりしており、プロテクトされている感じが心地よかったです。これが紙糸の気持ち良さだと思いました。しばらく使っていくと、より馴染んできて、違う質感が現れると思うので、使用していくのが楽しいなと感じます。

より多くの方々にブランドを知ってもらう機会を作るため、POP-UPイベントやコラボレーション企画を予定していると語る合田氏。オンラインストアが主体だが、実際に商品を手に取れる場所を米国各地に増やしていきたいという想いも強い。

また、Comfortable, Functional, Innovativeが商品コンセプトになっており、現在の商品のバリエーションだけでなく、紙糸を使った新しいラインナップが開発されていく予定だ。

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