NYで闘う日本人モーションデザイナーの挑戦!

Info-Fresh11/03/2020

その人生のストーリーを覗いてみましょう。

今回はニューヨークで活躍するモーションデザイナーをご紹介します。

小堀亘生さん(40)

現在はスタートアップの広告代理店でモーションデザイナーとして活動されています。

NIKEやSEGAなど世界的ブランドの広告やアプリのモーションデザインも手がけていらっしゃる、第一線の方ですが、そこにたどり着くまでの軌跡には、誰しもが共感してしまうストーリーがありました。


宮崎県出身の小堀さんは高校卒業後、大阪の美大で映像の勉強に専念するも、心底その分野にのめり込むことが出来ず、卒業後は東京でフォトグラファーの道に進みます。

映像から静止画の世界に移行し、20代を捧げて仕事に没頭しますが、ご本人いわく、

「もっと頑張りたいのに、どうしても頑張れなくて、20代はモヤモヤとしていた。幸せじゃなかった。」と。



そのモヤモヤを抱えたまま30代に突入してしまった小堀さんは、

環境をガラリと変えて、自分を見つめ直すことがどうしても必要だと感じ、32歳でニューヨークへ移住するのです。しかも、ニューヨークに仕事が見つかったわけでもなく、語学学校に通うために。

世界一刺激的な街に降り立った小堀さんの感性は一気に自由になり、街中に散りばめられたモーショングラフィックを目にして、その世界に自然と興味を持っていくのです。そこからはすぐにグラフィックの予備校に通い、基礎を身に付け、名門「School of Visual Arts」への入学を目指します。

TOEFLの点数が必要で、毎日テキストが真っ黒になるまで勉強したそうです。こんなに必死になったのは何年ぶりだろうと、自分が熱くなるのを感じた小堀さんは、そこから卒業までの3年間、日本人が一人もいない環境でモーションデザインの勉強に没頭します。



人は誰しも、人生において天職に出会えるわけではありません。

でも、天職に出会いたくて、ニューヨークで必死にもがく人がたくさん存在するのも事実です。そんな人たちの希望にさえ見える小堀さん。

現在はコロナウィルスの影響で広告業界がリアルな撮影を控えている中、アニメーションの広告発注が増えており、毎日寝る間も惜しんで製作に当たっているそうです。

そんな中でも、小堀さんは次の目標をしっかり見つめています。



クライアントと本当に一から作品を作るプロジェクトに関わりたい。

キャラクターやそのストーリーまでも真っさらな状態から、何度もディスカッションして、自分にしか作れない作品を世界に放ちたい。



そう語る小堀さんの目がとても印象的で、その作品が楽しみでならないと感じました。

天職は人を変える。

そう思わずにはいられません。



小堀亘生

www.kokikobori.com

© Info-fresh, Inc. All Rights Reserved. Patent Pending