【前編】国連総会SDGsカンファレンスで日本企業が最優秀賞を受賞

Info-Fresh10/21/2019

日本が誇る最新の農業技術とは?

ニューヨークの街が厳戒態勢が引かれ、少し物々しい雰囲気を醸し出していた国連総会のシーズン。そんな中、国連総会のカンファレンスで最優秀賞を受賞した日本企業があった。

長野県に所在し、肥料開発・設計や栽培技術等の農業技術コンサルタントを行う「株式会社 ジャパン バイオ ファーム」と、有機農業技術の開発・普及および支援を行う「一般社団法人 日本有機農業普及協会」。この2社は、今回国連で行われたSDGs(持続的な開発目標)※1 をテーマとしたカンファレンスにおいて、「飢餓を終わらせ、食料安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」という目標の下、BLOF(ブロフ)※2 栽培技術を用いたアフリカ南部・ザンビア共和国での農産物作りの取り組みについて発表し、13の参加者の中最優秀賞を受賞した。

※1 SDGs(持続的な開発目標)とは:2015年の国連サミットで採択され、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことを誓った、2016年から2030年までの国際目標。
※2 BLOF(ブロフ)とは:BLOF=BioLOgicalFarming(バイオロジカルファーミング)は生態系調和型農業理論という意味。作物が本来持っている能力を最大限に発揮させることで、栄養価の高い農産物を安定生産することができる農法。

オーガニック製品の救世主!?

ニューヨークでは特に見かけることの多いオーガニック製品。通常の製品と比べて割高なイメージはないだろうか。もしオーガニック製品がもっと美味しくて栄養価も高く、しかも今よりも割安になるとしたらどうだろう。それを可能とするのが、今回のBLOF栽培技術だという。

BLOF栽培技術は、(1)多収穫(2)高糖度、高栄養価(3)害虫に強いという特徴があり、高品質な農作物を安定生産することが可能。これにより収穫量を減らすことなく栽培面積を減らし、森を残す=水源を確保することができるため、より農作物に適した環境を整え、さらには人々の生活を支える水を守ることにもつながる。

子どもたちの笑顔を守る

アフリカ南部に位置するザンビア。土壌環境が悪く、作物がうまく育つには適した環境ではないため、干ばつなどにより飢餓や貧困の問題が根強く存在していた。

そこでBLOF栽培技術をザンビアで応用するプロジェクトが行われところ、作物は生命維持能力を向上させ、干ばつに耐えて無事生長を遂げる結果を得ることができた。このような地域においてBLOF栽培技術はより成果を発揮し、森と水を守り、その地域で生きる全ての命を守る存在に成りうる。

「子どもたちが笑顔になることが、一番の幸せ」という。

しかし、他力頼みではなく自力でできるようになることが重要だともいう。そのためには知識と技術を身につけ、持続的に成功させるための「教育」が必要となる。「土づくり技術」を学び、正しく実践することで、地球から飢餓や貧困で苦しむ人々を減らすことも可能となる。

後編では、この取り組みについて国連総会で事例発表を行い最優秀賞を受賞した、株式会社 ジャパン バイオ ファーム 小祝政明 代表取締役会長(一般社団法人 日本有機農業普及協会 代表理事)、一般社団法人 日本有機農業普及協会 石原正裕 事務局長、今回のカンファレンスに小祝氏を紹介した株式会社 日新 片桐隆太氏へのインタビューを掲載する。

文:Shin Iwasaki

株式会社 ジャパン バイオ ファーム

住所

【本社】〒396-0111 長野県伊那市美篶1112
【紋別支社】〒099-5171 北海道紋別市渚滑町3-18

TEL

0265-76-0377

Email

home@japanbiofarm.com

Web

www.japanbiofarm.com

一般社団法人 日本有機農業普及協会

住所

〒396-0111 長野県伊那市美篶1112(株式会社 ジャパン バイオ ファーム内)

TEL

0265-76-0377

Web

www.jofa.or.jp

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