
ご存じ、必殺仕事人、飾り職人の秀さん、といえば、三田村邦彦さん。私も必殺シリーズの映画に出させていただいたことがあったんですが、実は去年の秋、テレビ番組で三田村さんと久々にご一緒させていただきまして。
「そうですね、京都を旅しましたねえ」
『芸能人金銭感覚ツアー』というので、三田村さん、松方弘樹さん、アイドルの美優ちゃんと私、4人でね、みんなの金銭感覚はどうなんだと。
「でも、行ったところが松方さん行きつけの料亭の茶碗蒸しの値段を当てるとかね、難しかった〜」
(笑)でも、三田村さん、茶碗蒸し以外、串カツの値段とか、旅館の泊まり賃とか、手堅く見積もってきてましたよね。で、意外と松方さんの金銭感覚も普通だったし、おもしろかったです。それに三田村さんから、あの『必殺仕事人』の裏話をお聞きしたりしてね、飾り職人の秀さんは、正義の味方なんだけど、結局人を殺めちゃう役なんで辛いし、ってことで、当初の予定通り半年でやめようと思ってらしたとかね。
「そう、でも、視聴率が良かったもので、やめるにやめられず、結局12、3年くらいやっちゃいましたね」
だって秀さんは必殺にはなくてはならない存在だったですもんねえ。んで、その秀さん、いや三田村さん、このたび16年振りに新曲を出されまして、それも、作詞、作曲は三田村さんご本人で、タイトルがなんと、『LOVE Song』。これもう、なんか今の三田村さんにドンピシャじゃありませんか。
「いや、まあ、あの、その、たまたま、いろいろなことが運よく重なりまして」
って、なんかそのモジモジ感がたまりませんが(笑)、実はこのたび26歳年下の女性と再婚、ヨッ、おめでとうございますっ!
「いや、もうね、再婚はね、絶対ありえない、ってずっと言ってたし、思ってたんですけどね。だって、結婚してると、好き勝手なことできないじゃないですか」
まあねえ、それはそうですわねえ。
「寝たい時に寝て、食べたい時に食べて、旅行したい時にしてって、結婚してる時は全然できなくて、で、離婚したら、まあ、なんと楽なことか」
ギャハハハハ。
「だから、再婚なんてしないで、一生一人で楽に生きていこうと思ってたんですがねえ、これがね、またね」
一緒にいて楽な方と出会ちゃった?
「そう! 5月に籍を入れたんですが、結婚したとか、そんな感じもなく、なんか一緒にいて、とっても居心地のいい空間ができる人で、毎日ホンワカ、ふんわかしてられるんですね」
わあ、それは良かったですね、で、この新曲がまた、♪あなたが好き 大好きだから この手を離さず 歩いて行こう♪ と来たもんだ。
「あのね、これはね、僕、よく人の結婚式に呼ばれて、何か歌って、って言われるんですけど、なんかそういうところで歌う歌がないんですよ。じゃあ、作ろうかなあ、ってことで、作っちゃったんですね」
もうね、いい歌、私も今度誰かの結婚式があったら歌っちゃいます。
「これデュエットでね、歌ってもらえると最高!」
もし、私でよろしければ呼んでください、意外と歌、うまいですから。
「アハハハハハ」
って、即効却下されてしまいましたが。
「いやいや、その節にはよろしくお願いします、アハハハハハ」
ほんと、新曲のLOVE Song のまんまの感じで、お幸せそうでよかったです。
ところで、三田村さん、NYにいらしたことは?
「それが、20年ほど前に一度行ったきりで」
あら、んじゃ、新婚旅行でどうです?
「ああ、いいですねえ」
クリスマス・シーズンのNYもロマンティックでいいですよ。
「そうですかあ、行けたらいいなあ」
はい、奥様とぜひいらしてくださいな、今日はありがとうございました。
「こちらこそ、ありがとうございました」
▼筆者プロフィール=ひょうどう・ゆき=1996年、長男誕生1年後、夫の留学先のNYへ。NYでの子育てから学んだ話をまとめたエッセイ集「子どもがのびのび育つ理由」(マガジンハウス)などNY関連の著書多数。2007年夏家族で日本に完全帰国。
●(週刊NY生活・本紙記事の無断転載を禁じます。www.nyseikatsu.com)