赤ちゃんの成長はママたちの喜びです。離乳食がスタートすると、ママたちが気になるのは食材の安全性でしょう。なるべく安全なものを入手したいと思うのは当然です。しかし、すべての食材を有機作物にし、しかも、毎回それらを少しづつ使用するのは、困難なだけでなく、コスパも良くないのが現状です。そこで、今回は、そんな問題点を解決してくれる、USDAにオーガニック認証されたアメリカのベビーフードをご紹介したいと思います。
アメリカの離乳食事情は?
日本とは異なって、産休制度が3~5ヵ月と短い上に、共働き率が高いアメリカ。毎日大忙しのアメリカのママたちの強い見方は、市販のベビーフードです。
日本では手作りするママたちが多いようですが、合理性を追求するアメリカではあまり日常的ではなく、私の周りでも手作りするママは少数派。大多数が市販のベビーフードに頼っているようです。
スーパーのベビーフード売り場に足を運ぶと、まずその規模の大きさに驚きます。棚の上から下まで、いろいろな企業の色々な形態のベビーフードがズラリと並んでいます。ぱっと頭に浮かぶだけでも、10近くのブランドがあります。Earth’s Best、 Gerber、 Plum Organics、 Happy Baby、 Beech and Nutなどは、赤ちゃんや幼児がいるママたちにはお馴染みのブランドです。
ベビーフードの販売形態は、瓶、プラスチックのコンテイナー、パウチの3種類。

ズラリと並ぶベビーフード。カラフルでデザインも可愛く、種類も豊富です。
携帯に便利なパウチに入ったベビーフード
最近、ベビーフード売り場でよく目にするようになったパウチ製のベビーフード。実は、まだ歴史が浅く、2009年にPlum Organics社によってアメリカで初めて販売されました。
あっという間に売り場の半分がパウチ製になるほど人気が出ている理由には、その手軽さがあります。まず、軽量で携帯するのに便利なこと。次に、ある程度の月齢になった赤ちゃんなら、外出先でもスプーンを使わずにパウチから直接吸うことが出来ること。
また、パウチ製のベビーフードは、エコの観点からも支持されています。従来の重さがある瓶製のものより輸送時に燃料が少なくて済み、排出される二酸化炭素の量も少ないことから、より環境に配慮した商品という点をアピールしています。
赤ちゃんの健康を考慮して、これらのパウチにはBPAが使用されていないので安心です。BPAはビスフェノールAと呼ばれる樹脂(プラスチック)で、一部の食品の容器に使われています。BPAは環境ホルモンの関連性を疑われており、容器の内装から溶け出したBPAが健康に影響を及ぼす可能性があるとして問題視されているのです。
パウチには『BPA-FREE』または、『NON-BPA Packkage』と表記されています。

大多数のベビーフードがUSDAオーガニック認証商品
アメリカのベビーフードの魅力は、その多くの商品がUSDAのオーガニック認証を受けているため、安心して赤ちゃんに食べさせることが出来る点です。
無農薬野菜や果物だけでなく、味付けに使用されている各種スパイスに至るまでがオーガニックという徹底ぶり。塩や砂糖、人工着色料、添加物は一切不使用です。
肉も、もちろんオーガニックです。商品には、『Inspected and passed by Department of Agriculture』の表記があります。
また、健康への影響がまだまだ不透明な遺伝子組み換え作物も使われていません。Happy Babyのベビーフードは、遺伝子組み換え食品の認定、及び奨励を行っている組織『Non GMO Project』の認証済です。

赤ちゃんの成長に必要な各種ビタミンや亜鉛も

ベビーフードのメーカーは、どの企業もオーガニックであることだけではなく、赤ちゃんの成長に必要な栄養素が積極的に摂取出来る商品を売りにしています。
例えば、Earth’s Best社のパウチ状のベビーフード(ステージ3)には、1日に必要とされるビタミンAとE、亜鉛の25%と、ビタミンCの45%が含まれています。また、消化を助け、お通じを促す食物繊維が2グラム入っています。
Plum Organics社の食材にほうれん草、カボチャ、ひよこ豆が使用されているパウチ状のベビーフード(ステージ2)には、1日に必要なタンパク質2グラムと、ビタミンAのなんと140%が!
バラエティに富んだ食材とユニークなレシピ
アメリカでは、生後6ヵ月ごろから離乳食を始めるのが一般的と言われています。市販の離乳食には、パッケージに1、2、3と数字がふられています。これは、その離乳食を与える時期の目安を意味しています。
ステージ1は、離乳食開始(生後4~6ヵ月ごろ)
ステージ2は、生後6ヵ月以上
ステージ3は、生後9ヵ月以上
ステージ1のベビーフードは、使用されている食材が1種類のみで、かなりなめらかなピューレ状になっています。ステージ2は、2~3種類の食材を使用で、こちらもピューレ状です。ステージ3になると、風味が複雑になってホームメイド風のレシピが登場したり、鶏肉や牛肉など月齢が大きくなって食べられるようになった食材も盛り込まれます。

ベビーフードにもお国柄が出ているなと思うのは、日本ではお目にかからないような食材が使用されている点です。
常備菜やささみ、魚を混ぜたおかゆが多い日本の市販のベビーフード。アメリカでは、クランベリー、ブルーベリー、アプリコット、マンゴー、グアバ、ザクロ、アボカド、ケール、ビーツ、ひよこ豆、レンズ豆、マッシュルーム、グリークヨーグルト、そして今話題のスーパーフードであるキヌアやアマランサスが使用されているものもあります。
とはいえ、やはり主流の食材は、バナナやりんご、桃、サツマイモにカボチャです。これらは、赤ちゃんの好き嫌いが大きく分かれる味でないことからか、使い勝手がいいのでしょうね。

ベビーフードは薄味で、素材そのものを味わえるようにしています。ステージ3のホームメイド風のレシピにも塩など科学調味料として使用されておらず、代わりにバジルやタラゴンなどのハーブ、クミン、シナモンでアクセントを付けているものもあります。
ベビーフードのお勧めの使い方は?

日本人の私としては、いくらオーガニックで便利だからといっても、離乳食をすべて既製品で済ませるのには何となく罪悪感と抵抗があります。
そこで、手作り+ベビーフードの使い方を実践しています。例えば、オーガニックのパスタやうどん、豆腐を購入し(アメリカではこれらの食品もオーガニックのものが入手可能です)、それらを食べやすい大きさに切って、野菜系のベビーフードを掛ける。
他には、オーガニックのカッテージチーズに細かく切ったりんごを混ぜ、上にソースとしてフルーツを使ったベビーフードを使用するなど。
いろいろな食材を数種類、しかも3食分用意するのはなかなか大変です。でも、ベビーフードを賢く利用すれば、毎日メニューに悩まされることからも少し開放されます。
ここに書いたのはほんの一例ですが、アイデア次第では使い方が無限に広がりそうですね。
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