CHOCOのNYを生き抜くアーティスト対談〜10年前のきみへ、10年後のあなたへ〜 Profile 1: 中澤利彦

2018年02月09日

『NYでプロフェッショナルに活躍中の実力派トップアーティスト対談シリーズ』Profile 1:ダンサー、中澤利彦(以下TOSHI)

CHOCO:2010年にニューヨークに移住して以来、TOSHIさんは数々の場で活躍され、すでにダンス部門のみでなく様々な分野のアーティストにとって後を追いたい存在であるかと思うのですが、NYを生きるアーティストとしてこれまでに一番 印象深かったことはなんですか。

TOSHI:FOX TVの『So You Think You Can Dance』でソロ出演*を果たしたことは、自分が持っている個性を貫き、それが評価されたという結果から自信に繋がるものでありました。

CHOCO:全米が誇るNo.1ロングランダンステレビ番組であり、強豪ばかりが集結して競い合う歴史的なダンスコンペティションですね。

TOSHI:それと、全米トップ規模のパフォーマンスTVショウ『America’s Got Talent 』にて日本人で初優勝し、世界中から注目されたパフォーマーのEBIKENこと蛯名健一さんとツーマン公演をしたことは大きかったですね。

ツーマン公演のチラシ

ニューヨークに行く前から蛯名さんのことは知っていて、こちらに来てコンタクトしたらまさかのお返事を頂いて。
渡米3日後に会うことができ、その直後に彼のマンハッタンでの公演を観に行きました。

このご縁から、彼がその後日本に活動拠点を置いてからも、彼の以前のアパートがぼくの住まいとなっています。

それから6年、ネットで知った憧れの人と共にステージを創り上げるというところまで自分自身を持っていけたのは、とても感慨深いことです。

蛯名氏(左)と二人で創り上げた舞台

CHOCO:それは他のアーティストにとっても喉から手が出るほどの夢の様な企画ですね、うらやましいです。
では、夢から少し距離を置き、現実的な目線で。
アーティストとして仕事をもらう際に感じていること、気をつけていることはありますか。

TOSHI:日本人としてのアイデンティティを守りたいです。
例えば、礼儀正しいとか、時間を守るとか、きれい好きだとか、信頼できる。そういう、日本人ならではの誇りに思えるところは、仕事の大小に関わらず守るようにしています。
メールの早さとか。ただ対応が早いだけでなく、クオリティを守ること。たとえプライベートにおいても、それは相手に対する尊敬の現れ。基本中の基本を厳守できるよう努めています。

CHOCO:現代版サムライのイメージが強いTOSHIさんらしいですね。では、普段の生活で気をつけていることや、オフステージのご自身はどうですか。

TOSHI:自分自身でオフの定義があいまいなのですが、普段からインスピレーションを磨く努力はしています。

例えば、使えそうな動きなどのネタを発見したらすぐ携帯にインプットして、練習する時や移動中の時間があるときに見直したり。

また日本のコントが大好きで、作品の起承転結、ストーリーの流れやオチへの持っていき方などを参考に魅せ方を考えたりします。基本的にはアメリカンコメディよりも、日本のシュールさや『間』に流れる独特な空気に学ぶことが多いかな。

CHOCO:生きていく上で笑いは必要ですよね!私も関西人なので、お笑いからは離れられません。笑いは芸術だと感じます。もちろん楽しんで学べるならこの上ないですが、 アーティストというのは、戦場で生きる戦士でもあるとも思うんです 。このニューヨークではなおのこと。

参戦中に息絶えていく仲間を目の当たりにすることもあるし、自分の価値や評価 が日によって120点だったり、3点くらいだったりする。
つまり、次の月、週のご飯の保証がない(笑)。

華々しい瞬間の後、すぐに氷河期になったり。休戦中に何をするかはとても重要で。ではアーティストはどうやって次のバトルに備えるんでしょうね。
充電が必要な時は何をしますか?

例えば私の場合、イベントやショウなどを終えた後は、明け方までマンガに読みふけったり、 作り慣れた料理を作るなどの単純作業も精神的に良いんです。

TOSHI:休みたいとき、何も考えたくない時は、とにかくぼーっと過ごします。
もう、廃人のように(笑)。
今日も実は連日の仕事空けだからか、バイオリズムがちょっと...

リラックスしたい時は、例えば All Night Nipponとかのラジオ番組を流し聴くのが好きです。
そしてマンガでもドラマでも、以前観たものを繰り返し観ます。
すでに知っているし、何も考えなくていいからなのかも知れませんが、なぜか落ち着くんです。癒しですね(笑)。

CHOCO:アーティストは精神性が作品に反映されるので、プライベートのお話しはとても興味深いですね。
それでは、最後にこのコーナーの主題のひとつ、10年前の自分に対して思うこと、あの頃の自分にアドバイスしたいことをまず教えて下さい。

TOSHI:10年前のぼくは、飲食店勤務で人をまとめる役を任されていました。が、コミュニケーションを取るのがとても苦手な若造で、嫌われたりしましたし、人の上に立つからこその厳しさをイヤというほど味わいました。結果として誰のためにもならない我慢を続けていたこともあり、今ならスパッとやめちゃえよ、と言えるかも。

『忙しい』ということは充実感も生まれますが、同時に新しいチャンスも見過ごしてしまう 。自分にとって本当に大事なことを見つめ直す心の余白をもつというのは、とても大切だったと今になって気付きます。

CHOCO:10年前のその経験によって、今のTOSHIさんが形成されたのでしょうね。10年という時間はあっという間のようで、やはり大きい。それでは最後、10年後の自分の姿、自分に向ける言葉をお願いします。

TOSHI:現在、ニューヨークを拠点としてこちらで得たものを日本に還元しているところなのですが、10年後は日本だけでなく世界にも向けて活動していると思います。

ジャパンツアー中の講演

10年前から今までの自分と比較すると、今から10年後にかけての自分の方が、もっと自分自身の行きたい方向に向かっていると思います。

人生をどこまでも熱く生きよう!そしておおらかに伸び伸びとやりたいことをやろう!一度しかない人生だから。そう思って動いています。

自身が主催するNYエンタメ・スポーツの会
*『So You Think You Can Dance』ソロ出演
『グッと!地球便』テレビ出演

中澤利彦(Toshihiko “TOSHI” Nakazawa)
ダンサー、アーティスト、講演家、振付師、演出家、旅人、コラムニスト、ドリームメーカー
NYエンタメ・スポーツの会代表
http://toshihiko-nakazawa.com

吉岡ちょこ (CHOCO YOSHIOKA)
シンガーソングライター
ACE音楽スタジオ代表
ALIVEパフォーマンスショウ総合プロデューサー
京都出身。90年代後半に来米しボストンのバークリー音楽大学を卒業後ニューヨークに移住。パフォーマンス活動の傍ら数々のショウをプロデュース。

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